サービスのご案内
訪問看護ステーション
みそらについて
どこまでも続く美しい空を見上げて
どこよりも気持ちのいい和音を奏でていく
訪問看護ステーションみそらは、全国にいる精神科看護のプロフェッショナルたちがそろい、地域によって差が出がちな精神科訪問看護の全体的な底上げを目指して開設されました。
どこの地域で暮らしていても一定以上の品質が担保された精神科訪問看護が受けられる社会を築くために。私たちが持ち寄ったそれぞれの色(each color)を合わせながら手探りでスタートしました。
私たちの思いを乗せた「みそら」という名の由来は、どんなに苦しいことがあっても、ふと見上げれば美しい空「美空/みそら」が広がり、みんながつながっていることを思い出してほしいから。そして音名と同じ「ミ・ソ・ラ」は、私たちだけが奏でることができる美しい和音となって、全国へと響きわたるように。
私たちの気持ちを全て表現したのが、この「みそら」なのです。
ご利用者さまの権利を守り、擁護・代弁できる存在になると同時に、ご利用者さまの心のトゲが一つ一つ抜けて人生を充実したものにしていただけるように。ご利用者さまの自己決定力を育成し、ご自身の人生をデザインできるように。精神科訪問看護への強い思いで集結した私たちにしかできないサービスを提供してまいります。
このようなお悩み・不安をお持ちではありませんか?
case 01
物忘れ
最近物忘れがひどく、同じ内容を何回も話したり、薬の飲み忘れが増えてきた。家事をこなすことも出来なくなり、外出の機会や周りとの交流が減少し、家族の心配の種となっている。(70代女性)
case 02
介護疲れ
2年ほど前から夫の介護に疲れ、夜は眠れず、食欲不振や気分が沈んだ状態が続いている。それらの影響により、内科でDIV(点滴)を受ける頻度が増えてきた。
(70代女性)
case 03
更年期
少し前から、ふとした時に体がカッと熱くなったり急な発汗に見舞われるようになった。倦怠感や不眠症もあり、漢方薬の服用や婦人科へ受診に通うが、なかなか改善しない。
(40代女性)
case 04
ストレス
最近物忘れがひどく、同じ内容を何回も話したり、薬の飲み忘れが増えてきた。家事をこなすことも出来なくなり、外出の機会や周りとの交流が減少し、家族の心配の種となっている。(70代女性)
case 05
燃え尽き症候群
仕事の虫と周囲から呼ばれるくらい仕事熱心であったが、ある日突然炎が消えるように何事にも意欲を失ってしまった。
食欲不振などでないか受診中。
(40代男性)
case 06
引きこもり
元々ゲーム好きで一人遊びが好きだった。会社での失敗を機に周囲との関係を避けるようになり、やがて仕事にも行けなくなった。家族はとても心配しているが、本人は困っていない。
(30代男性)
こうした“心の疲労”は体にも表れるだけでなく、身の回りの環境や家族・友人など周囲の人たちとの関係性にも影響を及ぼします。ところが解決しようにも「自分の力だけでは解決できない」「どうしたらいいか分からない」状況であることも多く、考えれば考えるほど出口の見えない迷路に迷い込んでしまうことがあるのです。
訪問看護ステーションみそらが提供しているのは、専門の看護師が相談者のもとに出向く「訪問看護」。“心のケア”のプロがご利用者さまにとって身近な場所でお悩みをお聞きし、生活のサポートを行います。そして「自己決定する力」を育むと同時に、生活の質が向上するようご利用者さま、ご家族さまの視点も大切にしながら支援しています。
私たちはご利用者さまとそのご家族の生活に寄り添いながら、
毎日を彩り豊かなものにするお手伝いをしています。
みそらの訪問看護
ご利用者さまの生活の場に
適した
サポートを
創造しています
精神障がい者の地域生活におけるサポートシステムの一つとして重要な役割を担う精神科訪問看護。そのエキスパート11人が集いスタートした訪問看護ステーションみそらは、精神障がいのある人のQOL(生活の質)を高めるためにできることをご本人やご家族と一緒に考え、サポートしています。住み慣れた地域こそ、自分らしい生活ができる場所。安心して住み続けることができるよう、まずは私たちが地域に出向き、ご利用者さまの状況と地域に即したサポート体制をつくり上げ、ご利用者さまの「あんなことがしたい」を支援しています。
そして私たちはご利用者さまの病状の変化や生活能力を継続的に観察させていただきながら、その時や場の状況に応じて援助レベルを調整しています。加えて極端な心身の憎悪を防ぐため予防的介入を行うこともあります。
また精神障がいのある方にとって、ご家族や周囲の方との関係性は何よりも大切なもの。近しい人たちはもちろん、地域や職場など社会環境への働きかけも重視した取り組みを行っているのが、訪問看護ステーションみそらの特徴です。
これからもご利用者さまとそのご家族はもちろん、地域も含め各ニーズに応じた総合的な評価・分析をベースに、直接的な看護の提供はもちろん、人間関係の調整や必要な社会資源・サービスの導入に努め、ご家族からのご相談・支援にも取り組んでいます。
支援内容
苦しみや悩みを
お聞きします
対話を通じて理解される体験、心がほんのり軽くなる安心感、未来に希望の光が差す感覚を持っていただけるように、ご利用者さまに寄り添っていきたいと考えています。
輝く未来への
「第一歩」を応援します
公園でお花を眺める、カフェで一息つく、買い物に行く、バスに乗る、お仕事の見学に行く…。未来をつくる日常への「第一歩」は、私たちと一緒に踏み出しましょう。
心のケアの専門家が
専門手法を用いて
関わります
ただお話を聞いて終わりではなく、WRAP®、認知行動療法、SSTなど専門的手法を用いて、ご利用者さまが生きやすくなるために必要なことを一緒に考えていきます。
精神科訪問看護の
イメージ
ダムを体力(スタミナ)に例えると、
スタミナは「身体的体力」と「精神的体力(メンタル)」の
2種類があります。
通常の状態
※水をストレスに例えると、生きていく上でダムと同じように水(=ストレス)は
ある程度必要なものになります。
体調が崩れた状態
私たちみそらの役割は、放流する方法(対処法)のサポートをしていきます。
ご利用の流れ
ご利用希望、検討の際は直接、
当ステーションにご連絡いただいて大丈夫です。
こちらから通院先の主治医にご利用希望の相談をさせていただきます。
step
相談
ご利用者様、ご家族、病院、支援機関から相談をいただきます。お気軽にご相談ください。
step
面談
日程を調整し面談を行い、訪問看護の説明や状況の確認、希望する内容をお伺いいたします。
step
主治医より
指示
主治医に訪問看護利用の相談をしていただき、主治医の判断にて訪問看護指示書が作成され、当ステーションに訪問看護指示書が発行されます。
状況に応じて、当ステーションから主治医の先生に連絡をさせていただきます。
step
初回
訪問看護の
日程調整
訪問日程の調整をさせていただきます。
step
ご利用開始
看護計画をもとに訪問看護を行います。まずは信頼関係を築くことから始めていきます。また、主治医、関係機関との連携に努めてまいります。
※ご相談の状況により上記の流れが前後することがあります。